遊座大山エイサー

遊座大山エイサー道じゅね〜

2023年11月19日(日)開催

 
板橋区の遊座大山商店街で11月19日、
沖縄県の伝統芸能のエイサーが練り歩く「遊座大山エイサー道じゅね〜」が開催される。
「道じゅね〜」とは、沖縄県の方言で旧盆の送りの際に伝統芸能のエイサーを踊り地域の集落を練り歩く行列のこと。当日はエイサー5団体が商店街で演舞を披露する。

INFORMATION

当日は、東京から東京中野真南風エイサー、東京中野区新風エイサー、和光青年会、東京中野南風童(ふぇーわらばー)エイサーを招く。

そして、本場沖縄から全島エイサーで大トリを務めた沖縄市山里青年会を招く。

同イベントの最後には、恒例の「合同カチャーシー」を行い、全団体が沖縄伝統の手踊り「カチャーシー」を会場と道路いっぱいに広がり踊る。毎年、観客も一緒になって踊り、 ラストにふさわしい盛り上がりをみせる。

2023年エイサースケジュール

遊座大山商店街

11月19日(日)

板橋エイサー

特設ステージ
15:00~15:20 東京中野南風童エイサー
15:20~15:35 沖縄市山里青年会
17:45~18:00 カチャーシー
①大山駅前コース ②文化会館前コース ③山手通りコース
16:00~16:15 和光青年会 東京中野真南風エイサー 沖縄市山里青年会
16:20~16:35 東京中野区新風エイサー 和光青年会 東京中野真南風エイサー
16:40~16:55 沖縄市山里青年会 東京中野区新風エイサー 和光青年会
17:00~17:15 東京中野真南風エイサー 沖縄市山里青年会 東京中野区新風エイサー
特設ステージ
15:00~15:20 東京中野南風童エイサー
15:20~15:35 沖縄市山里青年会
17:45~18:00 カチャーシー
①大山駅前コース
16:00~16:15 和光青年会
16:20~16:35 東京中野区新風エイサー
16:40~16:55 沖縄市山里青年会
17:00~17:15 東京中野真南風エイサー
②文化会館前コース
16:00~16:15 東京中野真南風エイサー
16:20~16:35 和光青年会
16:40~16:55 東京中野区新風エイサー
17:00~17:15 沖縄市山里青年会
③山手通りコース
16:00~16:15 沖縄市山里青年会
16:20~16:35 東京中野真南風エイサー
16:40~16:55 和光青年会
17:00~17:15 東京中野区新風エイサー

団体紹介

東京中野真南風エイサー

東京中野真南風エイサー

私達は、東京都中野区を中心に、踊りや祭りを通じた『地域貢献』、『青少年育成』、『文化交流』を会のモットーとし、「東京のエイサー」という新しい事への挑戦を続けながらも、沖縄から受け継いだ伝統と規律を守り、伝えていく事を目標に活動をしています。
真南風(まはい)とは、うりずん(若夏)の季節に吹く風で、真南風は、海の向こうから豊かさを運んでくれる風として人々に認識されています。
踊りや祭りを通じて私達が東京・沖縄双方に海の向こうから「豊かさを運ぶ風」となれれば…という思いが込められています。
構成は生唄三線に男性が太鼓、女性が手踊りというクラシックスタイルで、勇壮な演舞に当会自慢の「イナグぬヘーシ(女性の掛け声)」のパワフルさが演舞に華を添えます。
地域に根差したエイサーとして「中野生まれ中野育ち」の子ども達が多く所属しているのも会の特徴です。
沖縄生まれ中野育ちのエイサーをどうぞご堪能ください。

東京中野区新風エイサー

東京中野区新風エイサー

はいさい!東京中野区新風エイサーです!
私たちは大学生を中心にOBOGまでの幅広い年齢層のメンバーで、東京都は中野区を拠点に活動中です!
沖縄本来のスタイルを守りながら、「若さ・元気・勢い」を武器に大小様々なイベントでエイサーを踊り、中野の小学校での行事や地域清掃活動などにも参加しております。
「遊座大山エイサー道じゅねー」一生懸命盛り上げてまいりますので、沖縄生まれ中野育ちのエイサーをぜひご覧ください!

和光青年会

和光青年会

和光青年会は和光学園の卒業生で構成され、世田谷区経堂を中心に活動している団体です。
沖縄市園田青年会から伝統エイサーを学び、2002年に発足しました。
2012年からは地元で「経堂エイサーまつり」を立ち上げ、多くの方々に支えられながら活動しています。
皆様あたたかいご声援をよろしくお願いいたします。

沖縄市山里年会

我々山里青年会は、戦前は旧越来村の「仲原(なかばる)エイサー」として活動し、昭和23年に山里青年会に名称を変更しました。
エイサーの特徴は、空手の型を取り入れた力強いエイサーが特徴で、第54回沖縄全島エイサーまつりでは初の大トリを務め、
それ以降も何度も大トリを務める中、今年、4年ぶりに行われた「第68回沖縄全島エイサーまつり」でも大トリも務めさせて頂きました。
エイサー以外の活動としては、地域行事での活動、青年育成などにも力を入れております。 今回は4度目の遊座大山商店街での演舞という事で、青年会一同楽しみにしております。
来場者の皆様に喜んでいただけるよう、息の合った演舞を披露致しますので、ぜひ応援よろしくお願い致します。

エイサー豆知識

少しだけでもエイサーの知識を知っていれば、沖縄の伝統芸能であるエイサーをもっともっと楽しむことができます。
沖縄の言葉もいっぱい出でくるよ~。迫力があって、笑顔があふれるエイサーをもっともっと感じよう!

そもそもエイサーって?

旧盆の3日間の最終日に、ご先祖様の霊が無事に後世(グソー)に戻ることを祈願するために、踊るのがエイサー。13日の”お迎え”は”ウンケー”、15日の”送り”は”ウークイ”と呼ばれています。
太鼓を打ち鳴らし、歌や掛け声、指笛を吹きながら舞い、陽気にウークイするのがエイサーの本来の役割。陽気な沖縄の先人の心が垣間見えますね。

ところで道じゅね~ってナニ?

旧盆の最後の日の7月15日(新暦8月14日)に繰り広げられるのが基本のエイサーは、沖縄でもっとも賑やかで華やかな伝統芸能。
そのエイサーを踊りながら各集落(字)の通りを練り歩くのが「道じゅね~」と呼ばれるもの。
細い道を青年団がかちあってお互いの旗頭が接近し、すれ違いながら演奏を続ける。
相手の曲につられて隊列や踊りが乱れたら「負け」というルールがあって、ここから喧嘩エイサーとも呼ばれるようになった。

エイサーの起源は?

 エイサーの起源については文献が少なく、決定的な説は未だ確立されていません。1603年から1606年にかけて当時の琉球王「尚寧王」の知遇を得た浄土宗の「袋中上人」が仏典を踊りながら唱える”念仏踊り”を伝え、沖縄独自の念仏踊りの形態であるエイサーへと発展したという説や、500年以上も前の「李朝実録(1497年)」の中に当時の那覇の記録としてエイサーに関する文言が残っており、その頃が始まりだと言う説もあります。
また、エイサーという呼び名についても「おもろさうし(琉球の古い歌謡集)」の14巻に残る「ゑさおもろ」という言葉が起源と言われたり、演舞中の「エイサー、エイサー、ヒヤルガエイサー」という囃子からきているという説もありますが、どちらも確証がなく、現在も検証され続けています。

エイサーの見どころ

初めてエイサーを見ると、誰もが無条件に胸を打たれてしまうはずです。この高揚感をともなう感激を、沖縄の言葉では”チムドンドン”と表現します。
なぜ、見る者の魂をこんなにも震わせるのか。それは太鼓の音や踊りの勇壮さであるかもしれません。
しかし、心を打つ本当の理由は、各青年会が自分のシマ(字)のエイサーを、誇りを持って魂をこめて踊るところにあります。
地方(じかた)の唄・三線、大太鼓、締太鼓、手踊り、それぞれが違う踊りでありながらも、一糸乱れぬその隊列の動きは圧巻です。
また、統制のとれた隊列の動きも目線を変えて眺めてみてください。バチさばき、足の上げ具合など、自分の好みを見つけるのも、また楽しみの一つになるはずです。

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